小石川淑徳学園中学校高等学校

学校生活School life

年間行事

4月 入学式
1学期始業式
花まつり
新入生歓迎会
保護者会
オリエンテーション合宿(中1・高1)
5月 傳通院の集い(中1・高1)
1学期中間考査
6月 体育祭
面談期間
授業参観
芸術鑑賞会
7月 御霊まつり
1学期期末考査
1学期終業式
夏季講習・補習
中学オープンスクール
8月 夏季講習・補習
高校オープンスクール
2学期始業式
9月 2学期始業式
防災訓練
なでしこ祭(文化祭)
10月 2学期中間考査
11月 中3修学旅行(京都)
高2修学旅行(沖縄)
三者面談期間
12月 成道会(じょうどうえ)
2学期期末考査
2学期終業式
冬期講習・補習
1月 3学期始業式
傳通院参拝
御忌会(ぎょきえ)
高校入試
2月 中学入試
涅槃会(ねはんえ)
音楽祭・送別会
高校入試
3月 高校卒業式
学年末考査
中学卒業式
3学期終業式

仏教行事解説

成道会(じょうどうえ)

お釈迦さまが「さとり」を開かれた日を記念する行事です。
カピラ国の王子として誕生されたお釈迦さまは、29歳の時出家され、6年間の苦行生活をおくりましたが、苦行では「さとり」に至らないと判断し、沐浴し、村娘スジャータのささげた「乳粥」で体力を回復し、ガヤの町のピッパラ樹のもとで、瞑想(禅定(ぜんじょう))に入り、12月8日の明けの明星がひときわ輝いた時に「因縁の理法」をさとられました。この地は「ブッダガヤ」といわれ、この木を「菩提樹(さとりの木)」とよばれます。この日には「乳粥」の故事にちなみ、「ヨーグルト」を供え、皆でいただきます。

御忌会(ぎょきえ)

浄土宗の開祖・法然上人(1133~1212)の命日に上人をしのぶ行事です。
法然上人は43歳で「浄土宗」を開きました。その「専修(せんじゅ)念仏(ねんぶつ)」の教えは全国に伝えられ、多くの人々に受け入れられました。鎌倉時代の建暦2年正月から病に伏され、弟子たちに最後の遺訓(ゆいくん)「一枚(いちまい)起請文(きしょうもん)」を書き与え、1月25日に京都・東山で静かに80歳の生涯を閉じられました。「御忌」という言葉はもともと天皇、皇后の法要を意味していましたが、1524年、後柏原天皇の命により、上人の命日に使われるようになりました。

涅槃会(ねはんえ)

お釈迦さまの入滅を記念する行事です。
「涅槃」とは、サンスクリット語のニルヴァーナ(ニッバーナ)に由来した言葉で、これは「(火が)吹き消された状態」を意味し、そこから、煩悩の火が吹き消され、「さとり」の状態に入ったことをあらわす言葉として使われました。お釈迦さまは35歳で「さとり」を開いてから、45年の長きにわたり、ガンジス川中流域を中心に伝道され、最後の旅は北に向かいました。思い出の多い町をたどりながら、ついにクシナガラの町のサーラ(沙羅)双樹のもとに、頭を北に向けて横たわり、「この世の中は、すぐに過ぎ去ってしまうものです。だからこそ、時間を大切にして、よく努力しなければなりません」という言葉を残し、静かに涅槃に入られました。
時に2月15日、80歳でした。