小石川淑徳学園中学校高等学校

学校紹介About

沿革

創立から130周年。わが国屈指の女子教育の伝統。

淑徳とは「(しと)やかな女性の美徳」つまり「淑女の淑徳」です。

文京区小石川が、淑徳の発祥の地です。
130年の歴史が支える伝統の女子教育は、夏目漱石の時代、すでに花開いていました。淑徳はお隣の伝通院ゆかりの学校です。校祖輪島聞声先生が、生徒5人だけの「寺子屋」から始めました。そのため、伝統的な教育スタイルは「少人数教育」です。そして、当時から、読み書きに加え、仏教を背景とした道徳を学ぶ仏教ミッションの学校でもありました。さらに、そのころから、お茶やお華など日本の伝統文化にも触れていたそうです。

校祖 輪島 聞声(わじま もんじょう)先生
校祖
輪島 聞声 先生

校祖輪島聞声先生の教え

小石川淑徳学園の歴史は、明治25年(1892年)東京小石川の伝通院に創設された「淑徳女学校」に始まります。女性の教育環境が整わない明治の世において、女子教育の必要性を感じた浄土宗の尼僧・輪島聞声先生により開校されました。先生が説いた「進みゆく世に後れずに、有為な女性となれ」という校訓のもと、常に時代の先端を行く女子教育をめざし、これまで多くの有能な子女を世に送り出しています。

淑徳女学校

明治

1892年9月3日
(明治25年)
「淑徳女学校」創設
1893年3月
(明治26年)
「淑徳婦人会」創設
1903年4月
(明治36年)
設立者を浄土宗へ移管
1905年5月
(明治38年)
女子清韓語学講習所を附設
明治38年頃 正門
1906年12月
(明治39年)
高等女学校令により「淑徳高等女学校」に改称
作法
1907年2月
(明治40年)
淑徳家政女学校を併設
鎌倉旅行(八幡宮前)明治44年5月

大正

1912年7月
(大正元年)
 大正初期の校舎
1920年4月3日
(大正09年)
輪島聞声先生 遷化

昭和

1926年4月3日
(昭和01年)
昭和03年 落成のモダンな新校舎昭和04年ごろ 洋服型の制服となる昭和10年 セーラー服
1938年5月
(昭和13年)
経営を浄土宗教育資団に移管
昭和19年 全国共通のヘチマ衿・ベルト付の上衣
1945年5月
(昭和20年)
空襲により校舎全焼
昭和21年 校舎消失後の校庭に並ぶ生徒
1947年2月
(昭和22年)
新学制により淑徳学園中等部を設置
昭和22年 復興第1、2期校舎 12教室
1948年4月
(昭和23年)
新学制により淑徳学園高等学校を設置
経営を浄土宗教育資団より、財団法人淑徳学園へ移管
1951年3月
(昭和26年)
学校法人淑徳学園に組織変更
昭和31年 高校の制服が背広型となる昭和31年 講堂
1958年4月
(昭和33年)
高等学校専攻科を創設
昭和45年

平成

1992年11月
(平成04年)
創立100周年記念式典を挙行
平成03年 校庭より見た校舎 4号館・5号館
2008年4月
(平成20年)
「淑徳SC中等部・高等部」に校名変更
平成20年 新校舎
2012年9月
(平成24年)
創立120周年を迎える

令和

2022年
(令和04年)
創立130周年を迎える
2024年4月
(令和06年)
「小石川淑徳学園中学校・高等学校」に校名変更

校歌・校章

校章

校章

小石川淑徳学園の前身である「淑徳高等女学校」より受け継がれた伝統を守り続けてきた校章です。

校歌

校歌

校旗

校旗