小石川淑徳学園中学校高等学校

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11月3日「時代まつりin文京」傳通院から出発!―本校生徒も参加―

各地域に息づいている藩校の伝統や精神を現代の視点で見直して評価し、生かしてゆこうという主旨で毎年、各藩校所在地で全国藩校サミットが開催され、今年で第20回を迎え、初回開催地である文京区で開催されました。

これを受けて、全国藩校サミット文京大会の機運醸造を図るとともに、徳川家ゆかりの寺社など豊富な観光資源を有する文京区の魅力を内外に発信するため、記念事業として「時代まつりin文京」と開催することになり、150名あまりの地域のお子様による、竹千代、千姫、於大姫、家臣、武者、侍女などの扮装での行列を先頭に、德川家宗家19代ご当主 德川家広様、水戸徳川家15代ご当主 徳川斉正様、お大の方生家 水野家20代ご当主 水野勝之様の、衣冠束帯(德川家広様)、紋付き袴姿(徳川斉正様、水野勝之様)の出で立ちで、ここ傳通院から行列は出発し、本校より、生徒会、ダンス部の生徒15名が、タイトルバナー、プラカードを以て、この行列を先導しました。

傳通院は、開山600年、慶長7年(1602)徳川家康の生母お大の方の埋葬を機に、その法名で呼ばれるようになり、関東十八檀林の一として知られていますが、徳川幕府が終わり、明治、大正、昭和~今日令和を迎える中、数百年の歴史を超え、今、徳川ゆかりの当代ご当主が傳通院から出立(しゅったつ)されるお姿は、歴史に継承の役割を果たすとともに、地域の皆様に感動と文化の香りを感じていただく行事として、本校生徒がそこにかかわらせていただく幸福に生徒共々感謝、感激です!

集合写真
本校生徒、上から2段目

德川宗家19代ご当主 德川家広氏へ本校生徒ご挨拶