中等部３年「修学旅行」

9月6日から9日かけて、中等部3年の生徒は修学旅行に行って参りました。

初日に訪れた広島では、日本三景の一つである宮島にある厳島神社を見学し、原爆資料館にて被爆者の方から平和講話として被爆体験をお話いただきました。講和後、涙を浮かべながら「原爆は怖い」と口を揃えており、次世代にも伝えられることを学び取ってくれたのではと感じることが出来ました。

2日目は神戸の「人と防災センター」にて阪神淡路大震災の記憶と「減災」という考え方を学びました。午後から生徒たちが一番楽しみにしていた「ＵＳＪ」での自由行動となり、アトラクションや買い物を満喫出来たようです。

3日目は京都に移動し、町屋での体験学習を行いました。浴衣の着付けと和装の所作を習い、「錦市場」でお買い物をして、京都で最も予約が難しいと言われている料亭「祇園 さヽ木」のお弁当を頂きました。

午後は、本校の総合学習でも取り入れております「能」の衣装を作られている「佐々木能衣装」の工房を見学させていただきました。その後「龍安寺」「金閣寺」と広島に続き世界遺産巡りをしました。バスガイドさんのわかりやすい解説のおかげで、一つ一つの見学施設に興味を持ち、歴史に思いを馳せることが出来た一日となりました。

最終日は浄土宗の総本山である「知恩院」に参拝させていただきました。本校の校祖輪島聞声先生のお墓にお参りし、法然上人の御廟にてお念仏を唱え、国宝である「御影堂」を修復中にも関わらず見学させていただきました。その後「二寧年」「産寧坂」、そして「清水寺」へ…

3泊4日で広島、神戸、大阪、京都を巡る充実した4日間は心に残る思い出となったようです。