学校生活の様子
淑徳SCでは伝統を学び、国際社会に生きる日本人としての自覚と誇りを養う『日本学』を行っており、
先日、高等部一年で能楽の授業を開催しました。
本校では毎年、観世流能楽師の清水義也先生にご講義をしていただいており、
今年は新一年生のために、「橋弁慶」についてのご講義をしてくださいました。
「橋弁慶」とは、弁慶と若き義経、牛若丸が五条大橋で出会うシーンを中心にした演目であり、
なじみのある生徒も多かったようで、清水先生の質問に答えたり、
実際に声を出して、謡(うたい)に挑戦してみたりと、興味深く授業を受けていたようです。
授業の中では、実際に絹でできた能楽の衣装を着させていただいたり、
般若の面をつけさせていただいたりなど、生徒たちも初めて触れる能楽のお道具たちに
興味津津の様子でした。
また、清水先生の御子息である義久君が牛若丸の衣装で登場し、「橋弁慶」の一部を披露してくれて、
生徒たちも喝采を送っていました。
今回、生徒たちも初めて知る能楽の世界に新鮮な刺激を得られたことでしょう。
今後も能楽の授業が予定されていますので、さらに日本学に対する学びを深めていきましょう!
(高等部1年 S・Y)